これまでどのような会社で、どんなことをしてきましたか?

約11年間、半導体の研究開発に取り組んでいました。当時は最先端技術を追求する日々でしたが、その後は八甲田山のガイドを約6年間務め、全く違う世界に飛び込みました。ガイド業のかたわら、ホームページ(HP)の改修を手がけるという、山とITの二足のわらじを履いていました。

学生時代から回路設計やプログラミングをしていて、HP改修はその延長線上として始めました。そんな中、独立して自分の道を進むのも悪くないなと思い、ガイド業と並行してフリーランスとして活動を始めました。最初は『うちのHP作ってくれない?』という知り合いからの依頼で仕事をしていましたが、次第にそのような案件が減り、フリーランスエージェントを活用するようになりました。

エンジニアになりたいと思ったきっかけを教えてください。

学生時代にプログラミングと出会ったのがきっかけです。最初はマイコンでの開発に熱中していましたが、やがてWeb開発に魅力を感じるようになりました。これまでフロントエンドエンジニアとしてもバックエンドエンジニアとしても経験してきていますが特にバックエンドエンジニアとしての設計や構築は、自分に合っていると感じています。

フリーランスから正社員になろうと思った理由は何ですか?

当初は八甲田山のガイド業とエンジニアの仕事を両立したいと考え、自由な時間を活かせるフリーランスとして活動していました。しかし、実際にプロジェクトに参画すると、日中の時間が埋まりガイド業ができなくなりました。

さらにコロナ禍でガイドの仕事が激減したこともあり、これを機に正社員としてエンジニアの仕事に専念しようと考えました。フリーランスとしての自由も魅力的でしたが、安定性やキャリア形成を見据えて転換を決意しました。SCOMに入社してからは、地方からフルリモートでのアサインということもあり家庭と仕事の両立ができていて働きやすいと感じています。

なぜスカラコミュニケーションズ(SCOM)に入社を決めたのですか?

転職活動中、複数の会社からオファーをいただいていました。その中でSCOMを選んだ理由は、会社の規模が大きく土台がしっかりしていたこと、ベテランのエンジニアや営業のサポート体制がしっかりしていたこと、そして自分を一番評価してくれたと感じたからです。また、フルリモート勤務が可能だった点も非常に魅力的でした。

特に印象的だったのが1次面接です。今野本部長と真太郎さんの和やかな雰囲気に引き込まれました。それに、コーディングテストがかなり難しくて『やばいな』と思ったのですが、最終面接では『コードが見やすい』と褒めていただき、自分の努力が報われた気がしてとても嬉しかったです。

SCOMに入社し、入社前とのギャップはありましたか?

期待通りでした!面接や入社前に感じた印象そのままで、会社の雰囲気や事業部の雰囲気も良く気持ちよく仕事できています。

仕事をする中で意識していることは何ですか?

フルリモートで働く上では、コミュニケーションが命だと思っています。画面越しのやり取りでは相手の表情や空気感が伝わりづらいので、毎日の朝会や夕会、定例ミーティングに積極的に参加しています。

SCOM人財事業部にはどんなメンバーが多い印象ですか?

みなさんとても話しやすく、それぞれがしっかりとした考えを持っています。『ぼーっとしている』ような人はいなくて、むしろ意見をしっかり伝えられる人が多いです。メンバーの雰囲気も明るく、自然にコミュニケーションが取れる環境です。

これまで所属していた会社との違いはありますか?

SCOMの人財事業部は、メンバー同士の仲が良く、全体的に会社の雰囲気が非常に良いですね。社員同士の交流やサポートが自然に行われているのが印象的です。

個人として今後どのようになっていきたいですか?

将来的にはマネージャーとして、チームを率いていける存在になりたいと思っています。そのために、フロントエンドとバックエンドの両方を自在に扱えるスキルを磨きつつ、特にTypeScriptを活用した開発に注力しています。幅広い技術を身につけるだけでなく、チーム全体を統括する力をつけたいですね。現在のPJはモダンな開発環境で開発できており着実にスキルが身についていると実感しています。

SCOM人財事業部をどのような組織にしていきたいですか?

ただのSESや派遣の部署ではなく、自分たちでプロジェクトを受注し、事業部単位で動けるような組織にしていきたいです。そのためにも、部署全体の力を底上げし、より自律的で強い組織を目指していきます。

地方からフルリモートで働く中で感じることを教えてください。

通勤時間がないのは大きなメリットですし、趣味のスキーやスノーボードも、休日に起きてすぐにゲレンデに行けるのが最高ですね。以前は東京から3~4時間かけて行っていたので、この環境はとても恵まれていると思います。

ただ、地方からフルリモートでアサインされているので直接会って雑談したり、飲み会で気軽に話せる機会がないのは少し寂しい部分です。今後、自分がリーダーやマネージャーになった際には、ワーケーションとは別にみんなが集まって気軽に話せる場を作りたいと思っています。

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