これまでの経歴を教えてください

前職を含め、これまで一貫してSaaSのサービス開発エンジニアとしてキャリアを積んできました。

新卒で入社した1社目では約6〜7年間、メール配信サービスの開発・保守運用に携わりました。
その後、他の会社ではどのような開発手法や運用が行われているのか、純粋な好奇心から転職を決意し、2社目としてスカラコミュニケーションズ(SCOM)に入社しました。

分野はメール配信からFAQサービスへと変わりましたが、「お客さまの問い合わせに対応する」「サービスをより良くする」という本質的な部分は共通しています。
今はツールや開発のやり方が変わったことで、日々新鮮な気持ちで仕事に取り組めていますね。

エンジニアを目指したきっかけは?

元々ゲームが好きで、特に「どうやって作られているんだろう?」と、ものづくりの仕組みに興味を持ったのが原点です。高校が情報処理系、大学も情報系と、自然な流れでIT業界へ進みました。

1社目でSaaS開発に携わり、お客さまの反応がダイレクトに返ってくるサービスづくりに面白さを感じたことが、今のキャリアにつながっています。

スカラコミュニケーションズに入社を決めた理由は?

大きな理由は三点あります。

一つは、自社でプロダクトを持っていること。そして、ある程度上流工程から満遍なく開発に携われる環境を探していました。SCOMは、そのイメージに一番近い会社でした。

二つ目は、サービスの分野です。前職のメール配信と比べて、FAQサービスは「使う人の反応が見えやすい、ユーザーに近いサービス」だと感じました。マーケット的にも面白そうだと感じたのも魅力でした。

三つ目は、人です。転職が初めてだったので分からないことだらけでしたが、面接で皆さんのお話を聞いて、「この人たちのところだったら成長できそう」「サービスの将来について筋道を立てて考えている」という安心感を得ることができました。
年収や条件だけでなく、ここで働く人たちの雰囲気やサービスの未来を考えた結果、SCOMへの入社を決めました。

入社前とのギャップはありましたか?

ギャップというよりも、最初は未知からのスタートでした。ですが、入社してみて「いい人が多い」「質問しやすい」という、非常に働きやすい環境だと感じています。
本番環境への反映の際も、ダブルチェックをしながらフランクに雑談できるような、温かい空気感があります。

ただ、一つ課題だと感じているのは、新規機能開発の部分が思っていたよりも少ないことです。今は既存顧客向けの保守対応や、細々とした作業がメインになっています。
提案自体はいつでもできる環境ですが、組織全体として機能追加の比率をどう上げていくかが、今後の成長の鍵だと思っています。

今の仕事内容と意識していることは?

現在は「i-ask」というFAQサービスの保守運用がメインです。

お客さまごとのデザイン変更対応などの細々した作業に加え、大規模なセキュリティ問題に対応するためのサーバー移行の環境構築なども担当しています。
有名な企業も含め、多くのお客さまがいらっしゃるので、調査依頼やアクセスできないなどの緊急対応も重要な仕事です。

開発環境としては、PHPでフレームワークをあえて使わず、柔軟なカスタマイズを可能にしている部分があります。
いい面も悪い面もありますが、今はまず、既存の業務に対する習熟度を上げることを一番に意識して取り組んでいます。

SCOM サービス開発部にはどんなメンバーが多い印象ですか?

前職との違いとして、お子さんがいるメンバーが多い印象です。
MTG中に子供の声が聞こえてくることもあり、リモートワークが浸透した、多様な働き方を認める環境だと感じています。

性格的には落ち着いてる人が多いです。積極的におしゃべりするタイプではないかもしれませんが、ドライな感じではなく、話しやすい良い距離感で働けているんじゃないかなと思いますね。

今後の目標を教えてください

個人としては、今後以下の段階を踏んで成長していきたいと考えています。

まず、今の作業やアルゴリズムの理解度を深めて土台を築き、その後はこれまで経験のないマネジメントや規模の大きな開発といった経験を積んで、エンジニアとして業務の幅を広げたいです。
私は結局、「ものを考えるのが好き」なんです。だから最終的には、お客さまの「こうしたい」という要望に対して、最初から最後まで自分で考えて実行し、完結させられる人材になりたいと思っています。

役職にこだわるわけではなく、お客さまと会社の成長に貢献できる存在になることが目標です!

SCOMサービス開発部として今後どうしていきたいですか?

先ほどお話ししたように、現在は新規機能開発に携わるリソースが少ない状況です。

売上を上げ、サービスをより良くしていくためにも、まずは今の定常的な作業を効率化していく必要があります。
その効率化によって生まれたリソースで、定常的にサービスへ機能を追加できる体制をつくることに貢献し、会社の成長を加速させていきたいと考えています!

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